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たまゆらデザイン日記

2007年 09月 05日 ( 1 )




376 横須賀美術館と観音崎

夏休み最後の日(子どもの、です)「アルフレッド・ウォリス展」を観に、今年の4月にオープンしたばかりの横須賀美術館へ行ってきました。行楽でたまに利用する京急電車、観音崎のある浦賀方面へははじめてです。最寄駅から1時間ちょっとで到着。美術館は観音崎公園内にあるとリサーチ済みで、お弁当を持って半分ピクニック気分。
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アルフレッド・ウォリスは、イギリス南東部の港町コーンウォールの港町で船具商を営み、70歳になってから独学で絵を描きはじめた画家で、アメリカのグランマ・モーゼスの男版とも称せられています。船乗りだった前半生を写したように、その作品の殆どが船をテーマにしたもの。67歳の時に21歳年上の妻を亡くし、何も手につかなくなってしまった後、やがて無心に絵を描きはじめました。たまたま通りかかった画家によって「発見」されます。今年の6月にも「美の巨人たち」で紹介されていました。
大事なものをそのまんま描きたいように描くその作品群は、子どもの絵そのものです。がしかし、うちの娘ときたら建物が真横に描かれていたりするのを見て、「この絵変だよ」と指摘(汗)。描きたいように描くというのは、実は誰にでもできることではないのかもしれません。9月17日までの開催。

さて、素朴な「アルフレッド・ウォリス展」を観た後、やはり素朴な味わいの「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展」を観ました。この地域にアトリエを構えていたという谷内六郎。横須賀美術館には谷内六郎館が設けられており、1988年に横須賀市に寄贈された週刊新潮の表紙絵の殆どを所蔵しているそうです。谷内六郎のほのぼのとした画は、子どもの頃に観た週刊新潮のCM(赤とんぼの曲もいっしょに)とつながっています。今回原画をはじめて観るという機会に恵まれましたが、どれもこれも素敵でした。印刷では再現できない美しい色合い、細かな描写、懐かしい昭和の風景。娘はおみやげに絵はがきをまたまた慎重に選んでいました。
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観音崎公園の中に位置する美術館は周りとの調和を大切に「環境全体が美術館」がコンセプトになっているそうですが、近隣のまったり感から突如現れた洒落た景観という印象です。これは一見の価値あり。建物の地下に位置する常設展示室は、外からの光りを取り入れた構造で明るく開放的でした。
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こちらは眺めの良い屋上からの景色。房総半島がすぐそこ。ここから観音崎公園の遊歩道へと出ることができます。実はこの後、観音崎公園内を長時間散策し、この日、どちらかというと、そちらの方がメインになってしまいました。美術館を出て公園内の小道を入ると、〈マムシに注意〉の看板や、砲台跡が点在する鬱蒼とした照葉樹林の別世界が。この地帯、戦時中は軍事要塞だったのです・・・ちょっと怖いかも。時々視界が開けて現れる海(浦賀水道)の景色にほっとし、休憩を入れつつ3〜4時間歩きました。

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そしてなんといってもいちばんの絶景は観音崎燈台のてっぺん!
画像は東京方面を臨む、です。足の踏み場がやっとこさあるような狭いスペースの真下は断崖絶壁。しかも風が強いときてスリル満点。横須賀美術館へ行くのなら、ぜひ観音崎燈台へ。ただし高所恐怖症の方は控えた方がよさそうです。



by tsukinoha | 2007-09-05 05:46 | 観光

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