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たまゆらデザイン日記

2007年 02月 04日 ( 1 )




309 音のデザイン

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音のデザイン
楽器とかたち
INAX出版
1990年



二十四節気最初の立春を迎えました。

昨日は節分でしたが、うちにさっそく福が届きました。
っていうかピアノがやってきました!
リビング続きの隣の和室にどで〜んと主のようにあります。黒なのでさすがの圧迫感(よくいえば重厚感)。運よく解体もせずに入りましたが、部屋が暗くなった(笑)。素人3人で奪い合いながらピアノに触りました。まぁ初日ですからね。畳が天然の防音室になってくれているようで、思ったより外への音もあまり気になりません。先日書いた、消音ペダルの取り付け・・は誤りで、鍵盤の右下のレバーで操作をする仕組みになっている消音装置がついています。ひとつだけ心配なのは、この部屋で川の字に寝ているので、就寝中大地震でもきたらということ・・・。阪神大震災の時、グランドピアノが宙に飛んで天上に穴を開けたという話を聞いています。

ピアノ搬入時の際に移動した本棚からこの書籍(『音のデザイン』)が出てきました。
INAX(トイレのINAXです)ブックレットシリーズは、『光悦村再現』、『現代・見立て百景』、『漆』(いずれも筆者所有)など、ちょっとマニアック入ってますがビジュアルとしても読み物としても楽しいシリーズ。本書ではヨーロッパ音楽の歴史を楽器とその音で辿った内容。多少民族楽器にも触れられています。かたちの美しい楽器とは奏でる音も美しい。美しい音を奏でるデザインとは一体何かという視点にたった著書です。

ピアノ屋さんに行った時にはじめてアップライトのピアノの中をマジマジと見ることができましたが、その巧みな木の手工芸品(であり精密機器でもある)の美しさにほれぼれとしてしまいました。大手メーカーYでも40年くらい前の中古品はほぼ木で作られています(ペダルの中の構造が木だったのには新鮮な驚きでした)。というのも現代ではプラスチックの部品にアルミのハンマーレール。音の要となる響板はふぞろい。当然音色も全然違いました。もっとも森林資源の問題との関わりもあるので一概に非難できることではありません。一方でどこで入手そてもほぼ同じ状態のを保った精密で頑丈な作り、一般庶民への普及という大きな貢献があります。しかし世界ではじめてベルトコンベアーでの生産に成功したとは恐れ入ります。

『音のデザイン』巻末には当時最先端だったYAMAHA DX7(シンセサイザー)が紹介されています。時代を感じてしまいますが(笑)DX7と双璧だったローランドのD-50の音の方が好きでした。音源を作る方法が違うので当然と言えば当然ですがDX7は音がいかにもヤマハ!って感じ。90年代前後にこれらの楽器の登場はセンセーショナルでしたが、この時点でシンセサイザーの類いはほぼ“打止め”になっているようです。現在でもDX7は現場で「キーボード」として活躍しているとのこと。私のDX7IIはアンプ(もちろん外付けです)が故障してから触ってない状態です・・。



by tsukinoha | 2007-02-04 10:20 |

日々のよろずデザイン観
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