486 音楽の秋
え〜。ゆるゆると走りは続けています。今日は最近ライブで聴いた音楽の話題。
通勤読書も新刊で出たばかりの武満徹エッセイ選です。
先週は友人バンドのジャンゴのライブに荻窪まで行ってきました。久々です。
この日はボーカル(ギター)ベース、ドラム、サックス、ピアノの構成。
いちばん前を小学生が陣取って(我が娘)、後方に大人たちがという不思議光景でした。下町ほのぼの系(どういうバンドだ)、特徴ある渋いボーカルが魅力のひとつ。メンバーのまったり感も磨きがかかり?10年経っても飽きさせません。それにしてもみなさんいつのまにか所帯持ちになって・・・社会一般でみればいわゆる安定指向とは反対のタイプの彼らに奇特な彼女もいたものです(あ、自分もか)。
*
うって変わって昨日は、クラシックのコンサート。
陳腐な言い方だけれど・・・凄く感動しました!!!
でもって、座席に空席が目立ってもったいなかった!子ども向け企画を平日夜にやるのって・・・どうかと。
Sony Music Foundation 子どもたちに贈るスペシャルコンサートシリーズvol.5
THE PIANO メロディー!
グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
ウィーン・トーンキュンスラーオーケストラ管弦楽団
上原彩子(ピアノ)
2008年10月3日
大田区民ホール アプリコ大ホール
2002年チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門、史上女性初、日本人初の第1位上原彩子。音大出身でない(ヤマハ育ち)ことも話題のひとつでした。まず登場されて、小柄なお方なのにびっくり。ピアニストはユダヤ系男性でなくては・・・云々とある有名な方の言葉ですが、まるで正反対のタイプだよな〜と思いつつはじめて聴く演奏。しかも私の大好きなグリーグ ピアノ協奏曲とあって期待大。音のダイナミクス、表現の素晴らしさに圧巻でした。フォルテシモなどは立って(身体全体で)演奏されていたのが印象的。この日は司会者がいて話をする場面もあったのですが、「この曲は今年になってから勉強をはじめました」(えっ!そういうものなんですか!)「ウィーンで一度(グリーグ ピアノ協奏曲を)公演をして、今日が2回目です」とのことでした。
指揮者のクリスチャン・ヤルヴィは、お父様も有名な指揮者。この日の朝、日本に着いてすぐ公演という過密スケジュールにもかかわらず、終始ニコニコ。
ご本人は大学でピアノを専攻されていたそうですが、先生に指揮者に向いていると言われて転向したとか。若くて(1972年生まれ)長身のナイスガイ(古いっ)。そしてエネルギッシュでダイナミックな指揮は、見ていてかっこいいの一言に尽きます。心を奪われそうでした(笑)。
アプリコでフルオーケストラ聴くのはじめてでしたが、素晴らしい音でした。なんと表現したらよいか・・・強いけれど繊細で、まろやかでとろけそうな感じ。音の波にグイグイ引き込まれていきました。横では娘が指揮の真似をしてノッていました(笑)。プログラムに「今世界で最も注目されているオーケストラのひとつ」とありましたが、それにしても本場の音というのは、日本人オケとは何かが決定的に違うような気がする・・・と、そんなことを思いながら帰りました。
アンコール
バルトーク ルーマニア舞曲より
シベリウス 悲しきワルツ
通勤読書も新刊で出たばかりの武満徹エッセイ選です。
先週は友人バンドのジャンゴのライブに荻窪まで行ってきました。久々です。
この日はボーカル(ギター)ベース、ドラム、サックス、ピアノの構成。
いちばん前を小学生が陣取って(我が娘)、後方に大人たちがという不思議光景でした。下町ほのぼの系(どういうバンドだ)、特徴ある渋いボーカルが魅力のひとつ。メンバーのまったり感も磨きがかかり?10年経っても飽きさせません。それにしてもみなさんいつのまにか所帯持ちになって・・・社会一般でみればいわゆる安定指向とは反対のタイプの彼らに奇特な彼女もいたものです(あ、自分もか)。
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うって変わって昨日は、クラシックのコンサート。
陳腐な言い方だけれど・・・凄く感動しました!!!
でもって、座席に空席が目立ってもったいなかった!子ども向け企画を平日夜にやるのって・・・どうかと。
Sony Music Foundation 子どもたちに贈るスペシャルコンサートシリーズvol.5
THE PIANO メロディー!
グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
ウィーン・トーンキュンスラーオーケストラ管弦楽団
上原彩子(ピアノ)
2008年10月3日
大田区民ホール アプリコ大ホール
2002年チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門、史上女性初、日本人初の第1位上原彩子。音大出身でない(ヤマハ育ち)ことも話題のひとつでした。まず登場されて、小柄なお方なのにびっくり。ピアニストはユダヤ系男性でなくては・・・云々とある有名な方の言葉ですが、まるで正反対のタイプだよな〜と思いつつはじめて聴く演奏。しかも私の大好きなグリーグ ピアノ協奏曲とあって期待大。音のダイナミクス、表現の素晴らしさに圧巻でした。フォルテシモなどは立って(身体全体で)演奏されていたのが印象的。この日は司会者がいて話をする場面もあったのですが、「この曲は今年になってから勉強をはじめました」(えっ!そういうものなんですか!)「ウィーンで一度(グリーグ ピアノ協奏曲を)公演をして、今日が2回目です」とのことでした。
指揮者のクリスチャン・ヤルヴィは、お父様も有名な指揮者。この日の朝、日本に着いてすぐ公演という過密スケジュールにもかかわらず、終始ニコニコ。
ご本人は大学でピアノを専攻されていたそうですが、先生に指揮者に向いていると言われて転向したとか。若くて(1972年生まれ)長身のナイスガイ(古いっ)。そしてエネルギッシュでダイナミックな指揮は、見ていてかっこいいの一言に尽きます。心を奪われそうでした(笑)。
アプリコでフルオーケストラ聴くのはじめてでしたが、素晴らしい音でした。なんと表現したらよいか・・・強いけれど繊細で、まろやかでとろけそうな感じ。音の波にグイグイ引き込まれていきました。横では娘が指揮の真似をしてノッていました(笑)。プログラムに「今世界で最も注目されているオーケストラのひとつ」とありましたが、それにしても本場の音というのは、日本人オケとは何かが決定的に違うような気がする・・・と、そんなことを思いながら帰りました。
アンコール
バルトーク ルーマニア舞曲より
シベリウス 悲しきワルツ
by tsukinoha
| 2008-10-04 06:47
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