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たまゆらデザイン日記

467 不安と緊張のピアノ発表会

日曜日、無事発表会が終わって、やらなければならないことがてんこもり・・・というわけで、記録が遅くなりました。

当日は発表会の疲れがドドーッと押し寄せましたが、直前のちょっとした騒動が輪をかけました。幸いにも私の早とちりで済んだ話なのですが・・・。
実家の母が発表会に来てくれるということだったので、土曜日夕方に電話をしたのです。天気が悪くなりそうで大丈夫かな?と。通話中だったので、しばらくして再ダイアルをしますが、まだ通話中。受話器がはずれているのか?でもそうだとしたら普通は注意音が鳴るはず。そして当日の朝8時に再度電話。まだ通話中。こんなこと今までにない。母だったら行ける行けないの連絡をしてくれるはず。10時過ぎにはリハーサルで家を出るのであせる。念のため静岡の妹に連絡するも知る由が無い。まさか事件に巻き込まれたとか!?大病を煩い、2年前に手術をした父のことも心配。9時を回って意を決して実家の管轄の警察署に電話。「中に入ることはできませんよ。外からチャイムを推すくらいしかでません」それでもいいですと、実家と自分の連絡先を伝え、受話器を置いた直後に電話が。
「もしもし?お母さんだけど〜?」「!!!???」
どうやら受話器がはずれていたらしいとのこと。警察には平謝り・・・。こうして朝からぐったりしてリハーサルに向かいました。こんなんだったらきっと本番はへーきだろうな・・・。

(と、思ったのは甘かった!)

特に看板を掲げていないこじんまりとした個人教室ということもあり、出演者は16名ほどが独奏と連弾の両方をします。年齢は、下は5歳から小・中・高、上は60歳くらいの半身の不自由な(右手だけで素敵な演奏だった)先生のご友人までと幅広い。先生の娘さん(大人です)もピアノをされる。
まず最初は独奏。低い年齢順で5番目に登場した娘。顔に笑顔がない・・・そんな想定外の姿にこっちが超緊張。つっかえるはずのないところでつまずき、演奏が終わっておじぎをする段になると、失敗してしまったせいか、表情が凍り付いている。あんなにへらへらしていた娘が別人に・・・そしてうちの子だけでなく、どの子も緊張しているのが伝わってくる。舞台ってやっぱり特殊だ。それでも投げやりにならずに、みんな終わりまで一生懸命弾いていた。えらいぞ。
連弾は、セコンドを先生(または先生の娘さん)か親がつとめます。小さい子は母親が一緒というケースが多いのですが、親は輪をかけて緊張するもの。舞台袖で出番を待っている時も、演奏中の親子が緊張しまくりで、演奏が途切れてしまっている。ふぅ〜。
そして・・・舞台へ。こちこちになって裁判にかけられる被告人状態。会場の人が見えない・・・ピアノを弾く手が震えているのがわかる・・・この4ヵ月毎日練習したんだから大丈夫と言い聞かせながら、ミスタッチをごまかし、無難に終えたのでありました。そんな様子におかまいなくダンナときたら「観ている方が心臓バクバクだった。もう二度と来ない」と・・・。(←うそ)
舞台最後は先生の娘さんのピアノの独奏、先生のマリンバの演奏で締められました。

さて・・・「タッチもリズムもよかった!」ふだんは辛口のダンナ、親バカ120%を発揮して娘をべた誉め。私の(演奏の)ことは何ひとつ言及せず。

2年に1回の発表会。次も連弾できるかな〜?と、懲りない私です^^(汗)。

はじめてスタインウエイを弾きました。
独奏:人形の夢と目覚め エステン
連弾:ガボット     ゴセック
2008年6月29日/文化の森ホールにて




by tsukinoha | 2008-07-05 05:59 | 音楽

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