人気ブログランキング | 話題のタグを見る

たまゆらデザイン日記

457 最終日、ふたつのコンサート(「熱狂の日」音楽祭2008)

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008、最終日の6日は2公演をはしごしました。

525
5月6日(火)17:15-18:00
ホールB7 ショーバー
ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
シューベルト:ツッェルニー ピアノ五十奏曲イ長調 作品114 D667「ます」(ピアノ四手版)
シューベルト:ロンド イ長調 D951
シューベルト:幻想曲 ヘ単調 D940
〈アンコール〉
チャイコフスキー:眠りの森の美女より、パノラマとワルツ


シューベルトだったら「ます」は聴きたいと思ってとったのは、珍しいピアノ四手版(つまりは連弾)。エンゲラー(フランス)とベレゾフスキー(ロシア)という大柄なお二人のコンビ、しかし外見とは違う(?)軽やかな旋律が印象的だった。最初の2曲はエンゲラーがセコンド、後半は入れ替わってベレゾフスキーがセコンドを。アンコールでは大喝采を浴びて、何度もカーテンコール。ついでに私もスタンディングオベイション。(遠かったのでよく見たかったのよね〜お二人を)

--------------------------
546
5月6日(火)18:45-19:45
ホールC マイアーホーファー

シュテファン・ゲンツ(バリトン)
フィリップ・カサール(ピアノ)
クリストフ・アインホルン(テノール)
岸上穣(ホルン)
ヴァレリー・ボナール(アルト)
プラジャーク弦楽四重奏団
トリオ・ショーソン
コレギウム・ヴォカーレによる男声合唱
ローザンヌ声楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

“1828年3月26日のコンサートのプログラム”
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 作品161 D887より第1楽章
シューベルト:「十字軍」 D932
シューベルト:「星」 D939
シューベルト:「さすらい人の月によせる歌」D870
シューベルト:「アイスキュロスからの断片」D450
シューベルト:「戦の歌」D912
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 作品100 D929より第2楽章
シューベルト:「川の上で」D943
シューベルト:「全能の神 」 D852
シューベルト:「セレナード」D920


前公演の525がアンコールなどで押して、会場時刻を過ぎてホールCに着いたものの、客席の準備がまだとかで(リハーサル押し?)まだ会場していなかった!予定時刻を大幅にまわってからの会場〜すぐさま開演と慌ただしく始まる。昨年のAホールの失敗(山のふもとの演奏を聴く感じだったので。オケはともかく室内楽中心だったらやっぱり近くないと)はしまいと、1階の良く見える客席。シューベルト生前に友人達が開いてくれたただ一度だけのコンサートを再現!ということで、演奏が終わるごと、入れ替えがあるという珍しいステージ。
特に印象に残ったのは出だしの弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲、そしてコルボ指揮の「戦の歌」「セレナード」。良い体験したな〜という気持ちでいっぱいになりつつ外に出ると、早くも始まっている撤収。宴の後のなんとも寂しい余韻・・・。
さて、娘はというと・・・知っている曲以外(この日では「ます」)はやっぱり反応がうすい。が、なぜか曲が終わるごとにスタンディングオベイション。どうも子どもなりの楽しみ方があるようで???そして「また来たい!」と言うのであった。
行くとも!来年の「バッハとヨーロッパ」。
そしてこの夜のNHK教育「知るを楽しむ」は、グレン・グールド。なんというタイミング!とおもいつつ夢の中・・・。



by tsukinoha | 2008-05-10 06:57 | 音楽

日々のよろずデザイン観
by tsukinoha
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新のトラックバック

お知らせ

記事と関連のないコメントやトラックバックは予告なく削除させていただく場合があります。予めご了承ください。

検索

ブログジャンル

画像一覧