030 超絶技巧のスーパートリオ
ザ・チック・コリア・エレクトリック・バンド 1986(GRP)
1. City Gate
2. Rumble
3. Side Walk
4 .Cool Weasel Boogie
5. Got a Match?
6. Elektric City
7. No Zone
8. King Cockroach
9. India Town
10. All Love
11. Silver Temple
作曲:3. チック・コリア+ジョン・パティトゥッチ
1.2. 4.〜11. チック・コリア
チック・コリア(kb)、ジョン・パティトゥッチ(b)、デイブ・ウェックル(ds)
このところ「ン十年ぶりに…」というのが多い気がする。時代がひとめぐりしたようなものなのだろうか。それとも私の今年の運命が「再会」を指しているからだろうか。いや六星占術自体気にしたのは12年振りくらいではなかったか。結成20年を迎える「チック・コリア・エレクトリック・バンド」は、当時のオリジナルメンバーで(ベースは変更あり)この5月に13年振りになる日本でのコンサートツアーを行っていた。このアルバムをライフログにピックアップしたのは、そういう理由からだ。
チック・コリアを聴きはじめたきっかけは、友人のバンドのライヴでこのアルバムのカバーをやっていたことだった。「Got a Match?」のフレーズが忘れられなくて、忘れられなくて…。カバーを聴いて気になって本家を聴くというのは、たびたびあることだが、改めてCDで「Got a Match?」を聴いてみると、キーボード、ベース、ドラムというオーソドックスでシンプルな編成だからこそ際立つ、その超絶技巧の早業に圧倒される。
チック・コリア(当時40代)が、無名だったジョン・パティトゥッチ(b)とデイブ・ウェックル(ds)の、若手(当時2人は20代)ミュージシャンを起用して、レコード会社も決まらないうちにツアーを開始、ステージは大盛況で、ファーストアルバムを出すことになる、という普通とは逆の流れが「エレクトリック・バンド」のはじまりだったそうだ。2thアルバムから参加のフランク・ギャンバレ(g)エリック・マリエンサル(sax)を加えた5人が初期オリジナルメンバー。
このアルバム自体、心静かにというよりは、聴くぞ!と構えが必要?な感覚はあるものの、ともあれ、これを機に私はジャズやインストものを積極的に聴くようになった。ジャズと言うよりフュージョン色の強いGRPレーベルだが、「チック・コリア・エレクトリック・バンド」を聴く限り、フュージョンという枠にはおさまらない何かがあり、そこに引き付けられる魅力が秘められているのではないかと感じる。エレクトリックなサウンドは80年代の懐かしさを醸し出しつつ、今でもキラキラとしている。
チック・コリア独特の、とも言えるスパニッシュモードの入った「Silver Temple」も魅力的な曲。なんとこの曲はリリース前「GINKAKUJI(銀閣寺)」というタイトルだったという。
1. City Gate
2. Rumble
3. Side Walk
4 .Cool Weasel Boogie
5. Got a Match?
6. Elektric City
7. No Zone
8. King Cockroach
9. India Town
10. All Love
11. Silver Temple
作曲:3. チック・コリア+ジョン・パティトゥッチ
1.2. 4.〜11. チック・コリア
チック・コリア(kb)、ジョン・パティトゥッチ(b)、デイブ・ウェックル(ds)
このところ「ン十年ぶりに…」というのが多い気がする。時代がひとめぐりしたようなものなのだろうか。それとも私の今年の運命が「再会」を指しているからだろうか。いや六星占術自体気にしたのは12年振りくらいではなかったか。結成20年を迎える「チック・コリア・エレクトリック・バンド」は、当時のオリジナルメンバーで(ベースは変更あり)この5月に13年振りになる日本でのコンサートツアーを行っていた。このアルバムをライフログにピックアップしたのは、そういう理由からだ。
チック・コリアを聴きはじめたきっかけは、友人のバンドのライヴでこのアルバムのカバーをやっていたことだった。「Got a Match?」のフレーズが忘れられなくて、忘れられなくて…。カバーを聴いて気になって本家を聴くというのは、たびたびあることだが、改めてCDで「Got a Match?」を聴いてみると、キーボード、ベース、ドラムというオーソドックスでシンプルな編成だからこそ際立つ、その超絶技巧の早業に圧倒される。
チック・コリア(当時40代)が、無名だったジョン・パティトゥッチ(b)とデイブ・ウェックル(ds)の、若手(当時2人は20代)ミュージシャンを起用して、レコード会社も決まらないうちにツアーを開始、ステージは大盛況で、ファーストアルバムを出すことになる、という普通とは逆の流れが「エレクトリック・バンド」のはじまりだったそうだ。2thアルバムから参加のフランク・ギャンバレ(g)エリック・マリエンサル(sax)を加えた5人が初期オリジナルメンバー。
このアルバム自体、心静かにというよりは、聴くぞ!と構えが必要?な感覚はあるものの、ともあれ、これを機に私はジャズやインストものを積極的に聴くようになった。ジャズと言うよりフュージョン色の強いGRPレーベルだが、「チック・コリア・エレクトリック・バンド」を聴く限り、フュージョンという枠にはおさまらない何かがあり、そこに引き付けられる魅力が秘められているのではないかと感じる。エレクトリックなサウンドは80年代の懐かしさを醸し出しつつ、今でもキラキラとしている。
チック・コリア独特の、とも言えるスパニッシュモードの入った「Silver Temple」も魅力的な曲。なんとこの曲はリリース前「GINKAKUJI(銀閣寺)」というタイトルだったという。
by tsukinoha
| 2005-05-24 22:07
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