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たまゆらデザイン日記

364 思い出の展覧会

夏休みに入ったので(子どもが、です)早速ある展覧会へ出かけたのですが、
感想が後回しになっています。

さて、こちらでこのような記事を拝読後、思考が過去の時空へと遡ってしまい、せっかくなので記録として留めておこうと思いました。ほとんど自分の思い出に浸っているわけですが・・・これでもほんの一部です。芋づる式にあれこれ思いを巡らしてしまいます。


*もう一度観たい展覧会
「シルクロードのかざり 中央アジアとコーカサスの美術」
千葉市美術館
1998年 11月
工芸品が主体の展覧会。織物品などのまばゆい色彩と質感に圧倒されました。会場のディスプレイや照明もとてもよかったのを記憶しています。印刷物の落差にがっかりして図録は購入しなかったのですが、今思えば惜しい事しました。余談ですがまだ脊椎動物への進化以前の娘がお腹ににいました。

「曾我簫白展」
千葉市美術館
998年3月
曾我簫白に注目していた頃のことですから記憶にしっかりと残る展覧会でした。当時は美術史家・辻惟雄氏が館長をされていた頃です。ボストン美術館所蔵の『商山四晧図屏風』を観ることができて幸せでした(展示室の情景まで憶えています)。このときはしっかり図録を入手しました。


*曾我簫白つながりで・・・
「奇想天外江戸絵画展」
板橋区立美術館
1997年 秋
この時はじめて目の当たりにしたあのサイケな『群仙図屏風』。
なにしろこんな地味な美術館に!?と思うほど豪華なラインナップだったのです。長澤芦雪の『白象黒牛図屏風』も(プライスコレクションだったか?この作品は確か2通りあるはずなので)このときはじめて実物を観ました。残念なのはやはり図録が手元にないことです。

*写真展では・・・
「アンセル・アダムス展」
原美術館
80年代後半
アンセル・アダムスが捉えたアメリカの大自然に圧倒されました。原美術館のシチュエーションともよくマッチしていました。アンセル・アダムスは後に2度ほど展覧会へ足をのばしています。tsukinoha文庫に写真集が一冊。後年、武満徹がインスピレーションを得るものとして作曲時にアンセル・アダムスの写真集を観ると知って驚きました。


*かなり過去に遡って・・・
「シャガール展」
プランタン銀座
1984年頃
フランスのデパート、プランタンの上陸を記念しての第一段の展覧会だったと記憶しています。「サラ・ムーン(写真)」や「一竹辻が花(きもの)」など、当時は見応えのある展覧会がぞくぞくと開催されていました。今は完全に足が遠のいている場所。

「イヴ・クライン展」
セゾン美術館 
1985年 
軽井沢という立地もあって、違う世界に迷いこんだようでした。それまで以上に「青」の世界に惹き込まれるようになりました。イヴ・クラインの青は独特です。その後買い求めた顔料は、大事にしまってあります。「青」といっても純粋にBLUEだけでなく藍もあればにひすいのような緑まで総合的に大好きな色です。

「ジョナサン・ボロフスキー展」
東京都美術館 
1987年 
アメリカ現代アートの巨匠と呼ばれるボロフスキー。作品はまったく憶えていないのですが、強烈に印象として記憶に留まっています。確か壁の一部が壊されていたような・・・。


みなさんの思い出の展覧会は何ですか?



by tsukinoha | 2007-07-27 21:46 | 展覧会

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