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たまゆらデザイン日記

024 義経展-2

引き続き展覧会についてのお話です。
ただの義経展だったら行っていたかどうか。千葉市美術館での過去4回赴いた展覧会のどれもが印象に残るものだったので、きっと良いに違いないだろう、と、いう思い込みで出かけました。ちなみに展覧会の情報源は地元の郷土博物館に置いてあったチラシです。

この展覧会は、今年、千葉市美術館開館10周年を記念したもので、NHK千葉放送局、NHKプロモーションとの共同主催となっています。全国各地からの協力で約170点(※展示替えあり)もの作品で、国宝19件、重要文化財28件を含んだ大規模なものです。構成は以下の通り。

第一章 源氏と奥州・みちのく024 義経展-2_d0009581_5353134.jpg
第二章 平家一門の栄華
第三章 牛若丸から義経へ
第四章 栄光の源平合戦 一の谷から壇の浦まで
第五章 東下りの道
第六章 奥州藤原氏と平泉の黄金秘宝
第七章 滅びしものへの愛惜

第一章から第五章にかけては、義経の一生を辿る展開。第六章は表題の通りで、光堂の模型はこちらに展示してありました。第七章では、没後の南北朝・室町時代から江戸の浮世絵や現代の日本画に至るまでの義経像の展示でした。上記のコンテンツに沿った図録の構成は、かなり見ごたえ、読みごたえのあるものになっています。(ホームページの義経展の中の「カタログ」をクリックすると表紙が見られます)さらに五条大橋の組み立てキットのふろくが挟まれていて(右上の画像)、なかなか遊び心があります。尚、図録は兵庫展、岩手展との共通のものだそうです。



by tsukinoha | 2005-05-10 05:41 | 展覧会

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