たまゆらデザイン日記

554 めざめ

桜満開で春爛漫。

ようやく冬眠から目覚めました・・・。
もとい、年始から続いた仕事(準備期間も入れると昨年から)が一段落。と、いうわけで、ショパンの観光パンフレットが出来上がりました。(しかしながら流通には乗りません)

先週のTV東京「美の巨人たち」500回記念番組で2日に渡って放送されたシェーンブルン、ベルサイユ、エルミタージュはグッドタイミングでした。時代をほぼ同じくして19世紀初頭、ポーランドを亡命せざるをえなかったショパン。人生の後半をフランスで送る事になります。現在ワルシャワの聖十字架教会に安置されている心臓は、ショパン自身の遺言によるものです。なみなみならぬ祖国への情熱。表面だけのきれいな音楽ではすまされない奥の深さ、またそれがショパンの音楽のうつくしさの本質であるように思います。

さて、番組の方はオーストリアのマリア・テレジア、フランスのマリー・アントワネット、ロシアのエカテリーナ2世の、3人の女性の生きざまと重ね合わせた内容で、なかなかおもしろかったです。
現地案内役はナレーションの小林薫氏。後編ゲスト解説に池田理代子さん。この番組名物の演出で一瞬でしたが、バー宮廷倶楽部のママ田島令子さんのオスカル(声)!に感激!!!
ところで小林さん、『女帝エカテリーナ』の場面を引用して語っていましたが、読んでらっしゃるのですね!?それともこの番組のために読んだとか?

3つの宮殿のうち、もしひとつだけ行けるとしたら私はエルミタージュを選びます。
なんといっても美術品の宝庫!
最愛のポチョムキンからエカテリーナに贈られた金の孔雀時計、番組のために特別に動かしてもらったとのことですが、その精巧さ、美術品としての美しさに度胆を抜かれました。そういえば数年前に愛のエルミタージュとやらで、エカテリーナとポチョムキンを取り上げた番組がありましたが、あれは最悪でした。。。

ところで、ポーランド王国最後の国王スタニスワフは、エカテリーナの若かりし頃の愛人で、でもロシアはポーランドを侵略して・・・となんともフクザツ。そのあたりは知れば知る程興味深いものが。『ベルサイユのばら』→『女帝エカテリーナ』→『栄光のナポレオン-エロイカ』と池田作品を通読中。ひと仕事終えて、かっぱえびせんのようにやめられない状況に陥っています。
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# by tsukinoha | 2010-04-03 21:18 | 随想

553 ポーの一族

d0009581_7121564.jpg
ポーの一族(1)〜(3)
萩尾望都
小学館文庫
1998




ただいま思考が“Chopin”になっていて、日常の中で、ロココ〜ロマン派のあたりやらポーランドにフランスやらを彷徨い中。
とりとめなく記録として残します。

またまた70年代マンガ。マラソンのように続いている仕事へのエッセンス。
名作が文庫化された恩恵を受けています。

麗しい『ベルばら』に対し、儚い『ポーの一族』。
どちらも今やマンガの古典。対極的な魅力がありますが共通して言えるのは、画、言葉、その気配感が双方にとてもうつくしい。マンガという空間表現のすばらしさが、最大限にいかされています。

中学生の頃、14歳は特別な歳・・・とは、リアルタイムで愛読していた友人。
ほかならぬ『ポーの一族』の影響だったことを思い出しました。
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# by tsukinoha | 2010-02-21 07:16 |

552 ベルサイユのばら

d0009581_9361854.jpgベルサイユのばら(1)〜(5)
池田理代子
集英社文庫
1994




とある仕事の参考に・・と思って手にとった『ベルサイユのばら』。
70年代少女マンガ風をエレガントにアレンジした装丁に惹かれる部分もあったものの、なによりも中身のエッセンスを・・と思っていたのが、見事にはまってしまいました。

コミックを借りて読んだことがあるリアルタイム、記憶に残るシーンと言えば、ルイ16世がギロチンで絶命する場面や、マリー・アントワネットが一夜にして白髪になってしまう・・・など子ども心に思う衝撃の箇所。そしてこの作品の魅力に気づくきっかけもなく、一時代を築いた少女マンガの金字塔というシンボルとして、遠くに押しやられてしまいました。

しかし今改めて、というよりは、はじめてきちんと読んでみて、その魅力に取りつかれてしまいました。(なんでもっと早くに読まなかったのだろう!)美しい作画、気高いマリー・アントワネットと凛々しく美しいオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。時代背景、身分の差、革命、男と女、さまざまな要素が見事に絡み合った壮大なドラマ。

『ベルサイユのばら』誕生の元は、作者が高校時代、ステファン・ツヴァイクの「マリー・アントワネット」に大変な感銘を受けけ、いつか描きたいと温め続けていたという経緯があるそうです。
一方、実在した人物で、革命時、市民に寝返るフランス衛兵隊を指揮した一兵士の男性の人生を描きたいとも。が、作者が男性軍人の気持ちを理解することはできないとかで、急遽女性という設定に置き換えられた・・・ということらしいのですが、結果、このオスカルが存在するからこその、この作品の奥深い魅力につながってくるのですね。
フィクションとわかっていても、中盤以降は涙なしでは読めませんでした。(この歳になってマンガ読んで涙するなんて!)

しかしなんと言っても驚くべきことは、こんな壮大な物語が、20代の池田理代子ひとりが描き切った作品だということです。
そして名作はやはり読みつがれていくから名作なのだと再認識したのでした。
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# by tsukinoha | 2010-01-31 09:38 |

551 坂道のぼれ!

d0009581_71831.jpg坂道のぼれ!(1)〜(3)
高橋亮子
双葉文庫
1998




古書店でものすごく懐かしいマンガを見つけてしまったので即入手。通勤中に一気読み。
中学生の頃、友人からコミック本をせっせと借りて読んでいた高橋亮子作品。
1977−78に少女コミックに連載されていた『坂道のぼれ!』です。(少女マンガの黄金期!)
爽やかな『つらいぜ!ボクちゃん』の後の正反対とも言えるような内容のこの作品が、とても刺激的だった事を思い返しながら、どっと当時の思い出が蘇ります。
私も「高橋亮子が好き」と言うと、交換日記に「真似をするのをやめて」と書かれ、思いもよらぬそのひとことが、ものすごくショックだったこと・・・。それ以来友だち同士とのつきあいには一線を置くように(心のなかで)なってしまったこと。(大人になってその殻はぶち壊したが・・・爆)
主人公への感情移入と高校生活へのあこがれが入り交じり、ある種のあきらめ(先生は三無主義と言った)に満ちていたあの頃の自分が、こそばゆいような、懐かしいような。

内容を手短にまとめると、東京の進学校の落ちこぼれで、再度1年をやりなおすために地方の全寮制の高校へ入学した主人公が、地元のワルとされている男子学生と出会う。お互いに負を背負った、一途で不器用なふたりは惹かれあい・・・しかし最後はお互いの明日のための別れが訪れる。およそ30年以上前の作品ですが、色褪せることなく、今なおいっそう瑞々しさをたたえているように思いました。

そして最近のまんがとくらべるととても「濃い」い!
『めちゃモテ委員長』(ちゃお)より面白いとのたまった娘でした。
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# by tsukinoha | 2010-01-23 07:21 |

550 今年はショパン生誕200年

「宇宙戦艦ヤマト復活篇」でショパンの楽曲が起用されていたことに
ひそかに驚いていたのですが・・・
今年はショパン生誕200年です。
1810年3月1日(2月22日(出生証明日)いずれにしても魚座ですね) に、ポーランド中央に位置するジェラゾヴァ・ヴォラで、フランス人の父ニコラ(ポーランド名ミコワイ)、ポーランド人(貴族の末裔)の母ユスティナの間に生まれました。

5年に一度のショパン国際ピアノコンクールも開催とあって、
各種イベントで盛り上がることでしょうね。
かくいう私も年末よりショパンに関わる仕事をスタート。
またまたこちらをお留守になってしまいそうです。。。
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# by tsukinoha | 2010-01-09 07:07 | 音楽

549 あけまして おめでとう ございます

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年末振り返る間もないまま年明けを向かえてしまいましたが
今年もかめのような歩みで、のこのことやっていきたいと思います。
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# by tsukinoha | 2010-01-01 06:42 | ごあいさつ

548 2戦目の試合

今年最後の締め試合は小学3年生以上を対象にした区体育協会主催のダブルス大会。
学年別のリーグ戦。他のリーグが2-0で決着がついてしまうなか、殆どの試合がファイナルゲームにまで持ち込んでいる様子の娘の3〜4年生のブロック。見たところほぼ実力互角といった感じ。娘にとっては12月に入って2戦目の試合。初心者でまだまだなのに試合に出られるだけでもありがたい(数カ月前まではサーブが全然できなかった)・・と思っていたのとは裏腹に、いざ試合になると、見ているこっちは「サーブ慎重!」「落ち着いて!」と観客席から罵声(汗)。勝手に熱くなり、(シャトルを返す位置が中途半端!)とか(もっと人のいないところ狙え!)とか多くを求めてしまう(苦笑)。

バドミントンのルールはバレーボールとほぼ同じ。バレーボールがラリーポイント制になり、ほどなくバドミントンへも導入されました。昔はサーブ権がある時のみ入ったポイント、今は自分のサーブミスでも相手にポイントが入ってしまうというヤなルール(爆)。15点マッチだったダブルスは21点に(子どもたちの試合はたまに15点に省略されることも)。先に2セット先取した方が勝ち。ファーストゲーム、セカンドゲームで1-1の場合のみ、ファイナルゲームが行われます。

2試合ファイナルにまで持ち込み、奇跡的に勝利した娘たち。残り3戦目も1-1でファイナル。一進一退の状況が続いて20-20でジュースに。一緒にペアを組んでいる3年経験者の友だちに助けられながらも、娘はふだん家でゴロゴロしているのとは別の人格。この場合先に2点先取した方が勝ちとなりますが・・・どちらも粘る。がしかし・・・26-24で負けました。
悔し泣きをしている娘に、協会のおじさんが慰めてくれていました。実はこの試合に勝っていたらリーグ優勝だったので、結果としては非常に残念だったわけですが、そうそう簡単に勝てるものではありません。またひとついい経験が増えたかな、と、思います。
最後はバドミントン協会の方々の指導などもあり、子どもたちにとっては充実の日でした。

付添いも一段落ですが、こちらはまだまだやることてんこもり状態です(大汗)。
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# by tsukinoha | 2009-12-27 07:14 | スポーツ

547 宇宙戦艦ヤマト復活篇(少々ネタバレ)

「のだめカンタービレ」公開日、「宇宙戦艦ヤマト復活篇」を観に行ってきました!
前情報を殆ど入れずに、の鑑賞です。
まだ、ほくほく状態なのでレビューとまではいきませんが、
一言でいうと・・・観に行ってよかった。
一方、作品としては旧作ファンとしては“あっさり”とした印象もありましたが。。。中学の頃、友人と連れ立って観た「さらば」の衝撃や、微妙な関係の男子と観に行った「完結編」の重厚さに比べてしまうと、どうしても、ね。
驚いたことは、同伴した娘が最後まで飽きずに鑑賞し、「おもしろかったね!」と言ってきたこと。特に古代の娘、美雪が「自分と似ていて」よかったと。今年10代の仲間入りをした娘にとって、反抗期の女の子の心情にすでに感情移入できる対象ということらしい。残念ながら現実は古代くんのようなお父さんとは似ても似つかない父親ではありますが(爆)。

いちばん気になったのは、最後に「一部完」と出てきたこと。???続きがあるんでしょうか?このような終わり方はいかがかと。
それと、音楽がクラシックを多用していることには驚きました。宮川泰氏や羽田健太郎氏を超えるような音は出来ない云々の判断もあったらしいのですが。見せ場であろう部分がグリーグのピアノ協奏曲だった(曲自体は好き&ハネケンの完結編のアクアリアスの協奏曲が思い出される)ことや、ショパンが出てきたときはびっくりした。でも妙に合うんですね〜。この映画のために録音されたものだということです。

というわけで、さっくりと感想でした。
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# by tsukinoha | 2009-12-20 16:14 | シネマ&TV

546 今日はヤマト復活編公開日!

12月ももう10日以上も経ってしまったというのに・・・日記をさぼり中。
先週末はフィギュアスケートのグランプリファイナルを観戦、翌日は娘のバドミントンの試合で主審の手伝い、平日は怒濤の年末進行、合間に個人の仕事・・・という具合に濃密な日々。(言い訳中)

バドミントンのダブルスの試合は、キセキ的に1回戦に勝利して2回戦目に優勝ペアにあたって沈没。明日はスポーツチャンバラの試合です。そしてまた次の週はバドミントン・・・。(言い訳中)

グランプリファイナル(男女FP)の感想は箇条書きに。
・織田くんベストのチャップリンでなくちょっと残念
・ウィアーは女性の歓声が目立っていた
・高橋くんは会場中残念ムードが漂っていた
・いちばん盛り上がったのが鈴木明子選手の演技!この日一番輝いていた
・キムヨナはいまひとつ精彩を欠いていた(のに、なんで優勝?)
・安藤美姫もよかった。でもキムヨナより低い点でブーイングが
・スタンド席のいちばん後ろの方だったので移動中の荒川静香さん発見。
 名前を読んで手を振るとこちらを見てにっこりと手を振り返してくれた!
・演技直前はスタンド席の方まで会場中シ〜ン・・・と静まりかえって、あの緊張感は独特

ところで今日12月12日は宇宙戦艦ヤマト復活篇の公開日!
なのに行けてない自分がもどかしい〜!ガクッ。
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# by tsukinoha | 2009-12-12 17:04 | 随想

545 展覧会とか試合とか

11月もめまぐるしく過ぎ去って行こうとしています。
相乗効果的にいろいろなことが発生、日記に向かう余裕が少なくなりつつありますが、細々やっていきます^^。

ふと時間が出来て、秋晴れの日に娘と再訪した畠山記念館。
現在は秋季展の開催中。「重要美術品 井戸茶碗 銘 信長」や本阿弥光悦 筆、俵屋宗達下絵の「四季草花下絵和歌巻」など、小さいながらかなり充実しています。ひとまわりしたら、お抹茶と干菓子で一服。紅葉には少し早い時期でしたが、障子ごしの草木がつくる影絵が絶妙でした。
特別展示「国宝 煙寺晩鐘図 伝牧谿筆」と「扇面月兎画賛 本阿弥光悦 筆」を観ることができなかったのが唯一心残り。(もう行けないので既に過去形。。)

先日娘はスポーツチャンバラの試合。
何しろスポーツの試合というものが生まれてはじめて。
「基本動作と「小太刀」で参加も、当然ながらボロ負け。でも小学生のうちからそういう経験ができるのはいいな〜と思ったりしています。私もだんなにしても中学の部活での「負け」が最初の経験でしたから。
来月は早くもリベンジ!のスポチャンに加えて、バドミントンの試合も2大会(初心者のくせに、です)控えており、病気になっている暇がありません!?

仕事の方もありがたいことに徐々に筋力つきつつあります。
新宿駅近辺では某国観光局の仕事でデザインしたバスが走っています。
(まだ見に行けてませんが。。汗)
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# by tsukinoha | 2009-11-28 15:46 | 随想

日々のよろずデザイン観
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