たまゆらデザイン日記

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462 もう水無月ですね。

雨で運動会は明日に延期。
霧に煙る景色が、最近読み終えた『山水思想』(松岡正剛・著/ちくま学芸文庫)の余韻と重なります。

明日から6月。公私共にますます慌ただしくなってきそうな気配。
左上のマークも一新してみました。光琳図譜からの引用で、波兎です。
この波兎という文様は能の謡曲『竹生島』からきているようです。

「緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり
   月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や」


湖面に写る月、波を兎がかけてゆく・・・湖上の幽玄ですね。

ところで余談ですが・・・
日曜朝、某TV局では“レンジャーもの”“仮面ライダー”“プリキュア”と子ども向け番組が続きますが、そのうちの女の子向けの“プリキュア”という番組は、『セーラームーン』のようにメタモルフォーゼ(変身!と言わず^^)した5人の女の子が悪と戦うという話。子どもに一番人気はキュアアクアの水無月かれんさんです。ちなみに『セーラームーン』の一番人気はマーキュリーの水野亜美ちゃん。いずれもテーマカラーがブルーで水無月さんも亜美ちゃんもクールで頭がいいという設定。おちゃめでドジな主人公よりもカッコイイ脇役の方が人気あるんです。その影響からか娘はピンクよりブルーが好きです。
さらに余談の余談。メタモルフォーゼの時にひとりひとり決めゼリフがありますが、以前から妹(2女の母)と話題になっていたのはキュアイエローのセリフ。
「はじけるレモンの香り!キュアイエロー!」
「それがどうした!!!」とツッコミたくなります。
ダンナは「トイレの芳香剤みたいだね〜」と。
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by tsukinoha | 2008-05-31 16:29 | 随想

461 国宝 薬師寺展の日光・月光菩薩

d0009581_6321840.jpg
中学時代の奈良・京都の修学旅行。もっとも印象に残った寺は?というと薬師寺でした。当然、歴史的な見識があったわけでなく(今もたいして・・・)、「お坊さんの話(説教)がとてもおもしろかった」から、というローティーンらしい理由からです。
その奈良の薬師寺からはるばるやって来られた日光・月光(がっこう)菩薩を拝みに上野の東京国立博物館へ足を運びました。


神々しいとは言ったもので・・・(仏なのに神々しいなんて、神仏習合の所以がそうさせるのかしら?)以前にここで開かれた一木に込められた祈りでもそうでしたが、菩薩様が視界に入った瞬間、えも言われぬ静かな衝動が、ゾクゾクと身体の奥から沸き上がる感じを憶えます。
大きく、黒光りする菩薩の迫力に呑まれそうになりつつも、なんとも「有り難い」気持ちに思わず手をあわせました。菩薩様の慈愛は幾千年ものあいだ手を合わせてきた多くの人々のたましいの結晶のようにも思われます。最初の圧倒されっぱなしの状況から、今度はじっくりと菩薩様のお顔の表情、前方、後方、横からのお姿を見て、感じて、心に焼きつけました。

無宗教とはよく言われますが、日本人のこころは、やはりカミやホトケに根ざしているのではないかと思いました。宗派を越えた土着的な部分の信仰の記憶が、私たちの身体に残されているのではと・・・。そんな多くの老若男女たちが、上野に足を運んだことと思います。
この日、娘の感想は「うまく言えない(なんて言ったらいいのかわからない)」でした。翌日の日直のスピーチで「上野でニッコウ・ゲッコウ(ガッコウだってば)を見てきました。とてもはくりょくがありました」と話したそうです。が「ニッコウ・ゲッコウってなんですか?」とツッコミされて、「ぶつぞうです」と答えたのこと。人にわかるように話をするのはまだまだ難しいようです。もし奈良(薬師寺)に行けたら(この辺の中学も奈良・京都なので)お留守番の薬師如来さまと一緒にまたお会いできるかもね・・・と、話してあげました。
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by tsukinoha | 2008-05-24 06:40 | 展覧会

とんちの一休さん(「薬師寺展」のまえに)

やっとこさ、行ってきました「薬師寺展」。
本当は比較的ゆっくり見られるという金曜の夜間を狙っていたのですが、「おかあちゃんだけずるい!」と言われ、日曜日の夕刻の時間帯を狙って(閉館時間に近い程混雑が緩和されるようなので)娘を伴い出向きました。午後3時過ぎに到着時は20分待ちとのアナウンス。まずベンチで休憩して、先にミュージアムショップ→常設展示へ。

本館2階の展示室、胎蔵界・金剛界の対になった曼陀羅に驚きの表情。「宇宙の真理」だよ・・・と言ったところでわかるはずもなく(私だって怪しい)その摩訶不思議な絵からインパクトを受けたもよう。娘と雑談しながら適度に興味のあるものだけ鑑賞するのもなかなか楽しいものですが、時間つぶしのはずがあっというまに1時間経過。「薬師寺展」の入場制限も解かれたころ、少々疲れ気味の状態で会場内へ。(展覧会のことについては次回へつづく)

さて、この日はしょっぱなからミュージアムショップで駄々こねられて大変。英訳のついたおりがみセットに心を奪われ、2人で買う買わないの議論(笑)。鶴折りたい(だったら教えてあげます!)学童でおりがみ月刊だから(近所でおりがみ買ってあげます!)きれいに出来ている本だけれど、千代紙文様は印刷だし(それだったらうちにある本物の千代紙あげます!)・・・と、「薬師寺展」の図録の半分の価格を投資するだけの価値なし(←あくまで個人的主観)の判断を下したケチケチ主婦私の勝ち・・と思いきや、図録買うなんて「おかあちゃんだけずるい!」。折衷案で他の本だったら考えてもいいことにすると、熱心に書籍コーナーを物色。仏教コミックスというシリーズに眼がとまり、『まんだらのはなし』と、どちらにするかで迷い、子どもらしく『とんちの一休さん』に。

家に帰ってからよくよく見てみると、私が子どもの頃に読んだ、おもいっきり子ども向けの『とんちの一休さん』とは異なり、中身は大人向けかも!?案の定「意味がわからない!」の娘に解説するも、8歳にはまだ難しくて・・・娘との会話が禅問答のようになってきてしまいました(汗)。ところでこのシリーズ108巻もあります。煩悩の数だけあるんです!!

d0009581_20292792.jpgとんちの一休さん
ひろさちや/著
巴 里夫/漫画
仏教コミックス
すずき出版
1989年


こだわるなということはこだわることにこだわってはいけない・・・ということじゃ
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by tsukinoha | 2008-05-21 20:41 |

459 おなやみ相談します

娘は自分の都合の悪い事以外は、学校や学童であったことをいろいろと話してくれます(たぶん)。日常、先生のことや友だちのことが私に暴露されるというわけで、娘の珍事はこうして私に暴露されているというわけです(汗)。

先日、「紙ちょうだい」(A4のコピー用紙のこと)と言うので、2枚ほど渡すとなにやら一所懸命に書いています。見ると、「なやみ相談はじめます」「先生に言えないことでもいいよ!」と、何曜日のいつの休み時間やっているかのタイムスケジュール(笑)。問うと、Aちゃんが、休み時間に〈おりがみ屋さん〉(折りかたを教えてくれるらしい)やっているから、「うちも何かやりたいと思って」。でも、なんで〈なやみ相談〉???

と、思い当たることがひとつありました。小学校では、毎週決まった曜日の休み時間に、児童の相談相手になってくれるスクールカウンセラーの方がやってくるのですが、先日はじめて相談に行ったというのです。クラスのある男子がスカートめくり(といっても昨今はスパッツを履いてますけどね)をしてきて困るといった内容だとか。その男子とは1年生からクラスが一緒で、マイペースでユニークな(しょっちゅうおふざけをする)Yくん。そのスクールカウンセラーさんの影響もちょっとはあるんだろうな・・・と思いつつ、娘に、「もし、苦手なYくんとか、Hちゃんが来てもちゃんとやってあげられるの?」と聞くと、「うん」。

さて先日開店(笑)したお店に、予約が1件入ったそうです。ほかならぬ、Yくんだとか。
来週みてあげるとか。どうなることやら(爆)。
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by tsukinoha | 2008-05-17 06:11 | 子ども

458 ピアノレッスン

「熱狂の日」音楽祭通いに終わったGWでしたが、直前にチック・コリア&上原ひろみのコンサートがあったこともチックファンとしては見逃してはいませんでした!がしかし、小学生づれには平日夜のジャズライヴよりも休日昼間のクラシックに軍配が上がったというわけで・・・(いつかは娘を連れてチックのライヴに行くぞ)

ところで先日TVで観た「知るを楽しむ」(NHK教育)のグレン・グールド(1932〜1982/カナダ)。アメリカデビューのバッハの「ゴールドベルク変奏曲」は、それまでのクラシックの、バッハの常識(厳格で淡々とした)を覆すような演奏(躍動感、抒情にあふれる)で、音楽界に(のみならず)衝撃を与えたと言われています。ある意味、クラシックだけれどクラシックでないような。今ではジャズアレンジのバッハは多く見られますが、グールドがその礎を作ったとも言えるのかな〜と番組を観て思ってしまいました。

ばたばたとGWも終わったところ、娘のピアノの先生が連弾の私のパートを見てくださることに。
はじめてなのです。ピアノのレッスン受けるの。指のタッチ、足ペダルのタイミング、課題がたくさんあることに気づかされます。若い頃だったらあまりのへたくそさに嫌気がさしてやめてしまう自分、だったかもしれませんが、年齢が重なると、開き直りの方が大きくなりますね^^。だから“おばさん”は強いのかな?
ところで表題のピアノレッスン、過去に同名の映画がありました。実はこの時以来映画館に入ってないんです〜〜〜。
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by tsukinoha | 2008-05-11 06:57 | 音楽

457 最終日、ふたつのコンサート(「熱狂の日」音楽祭2008)

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008、最終日の6日は2公演をはしごしました。

525
5月6日(火)17:15-18:00
ホールB7 ショーバー
ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
シューベルト:ツッェルニー ピアノ五十奏曲イ長調 作品114 D667「ます」(ピアノ四手版)
シューベルト:ロンド イ長調 D951
シューベルト:幻想曲 ヘ単調 D940
〈アンコール〉
チャイコフスキー:眠りの森の美女より、パノラマとワルツ


シューベルトだったら「ます」は聴きたいと思ってとったのは、珍しいピアノ四手版(つまりは連弾)。エンゲラー(フランス)とベレゾフスキー(ロシア)という大柄なお二人のコンビ、しかし外見とは違う(?)軽やかな旋律が印象的だった。最初の2曲はエンゲラーがセコンド、後半は入れ替わってベレゾフスキーがセコンドを。アンコールでは大喝采を浴びて、何度もカーテンコール。ついでに私もスタンディングオベイション。(遠かったのでよく見たかったのよね〜お二人を)

--------------------------
546
5月6日(火)18:45-19:45
ホールC マイアーホーファー

シュテファン・ゲンツ(バリトン)
フィリップ・カサール(ピアノ)
クリストフ・アインホルン(テノール)
岸上穣(ホルン)
ヴァレリー・ボナール(アルト)
プラジャーク弦楽四重奏団
トリオ・ショーソン
コレギウム・ヴォカーレによる男声合唱
ローザンヌ声楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

“1828年3月26日のコンサートのプログラム”
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 作品161 D887より第1楽章
シューベルト:「十字軍」 D932
シューベルト:「星」 D939
シューベルト:「さすらい人の月によせる歌」D870
シューベルト:「アイスキュロスからの断片」D450
シューベルト:「戦の歌」D912
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 作品100 D929より第2楽章
シューベルト:「川の上で」D943
シューベルト:「全能の神 」 D852
シューベルト:「セレナード」D920


前公演の525がアンコールなどで押して、会場時刻を過ぎてホールCに着いたものの、客席の準備がまだとかで(リハーサル押し?)まだ会場していなかった!予定時刻を大幅にまわってからの会場〜すぐさま開演と慌ただしく始まる。昨年のAホールの失敗(山のふもとの演奏を聴く感じだったので。オケはともかく室内楽中心だったらやっぱり近くないと)はしまいと、1階の良く見える客席。シューベルト生前に友人達が開いてくれたただ一度だけのコンサートを再現!ということで、演奏が終わるごと、入れ替えがあるという珍しいステージ。
特に印象に残ったのは出だしの弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲、そしてコルボ指揮の「戦の歌」「セレナード」。良い体験したな〜という気持ちでいっぱいになりつつ外に出ると、早くも始まっている撤収。宴の後のなんとも寂しい余韻・・・。
さて、娘はというと・・・知っている曲以外(この日では「ます」)はやっぱり反応がうすい。が、なぜか曲が終わるごとにスタンディングオベイション。どうも子どもなりの楽しみ方があるようで???そして「また来たい!」と言うのであった。
行くとも!来年の「バッハとヨーロッパ」。
そしてこの夜のNHK教育「知るを楽しむ」は、グレン・グールド。なんというタイミング!とおもいつつ夢の中・・・。
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by tsukinoha | 2008-05-10 06:57 | 音楽

456 魔王を聴く(「熱狂の日」音楽祭2008)

d0009581_602933.jpgラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008。
昨日の5月5日は娘の望みを聞くべく(子どもの日ということで)、キッズプログラムの当日予約チケットを取るため、朝8時30分に現地に到着。前日に聞いた係りの話によると、受付開始時間にこないととれませんとのことだったので・・が、すでに長蛇の列にびっくり!キッズプログラムは0歳から小学生くらいまでを対象とした企画で、〈音楽劇、「ます」を聴きながら絵をかこう、山口ともさんと楽器をつくる、「野ばら」をドイツ語で、いずれも対象年齢が異なります〉などのメニューがあります。1日一人1回までの予約が可能。娘が参加したのは「魔王」を聴くというプログラム。開演の11時30分までの間、ベンチでお茶してぼ〜っとしたり、写真コーナーを観たり、売店を覗いたりして過ごします。

キッズプログラムは、子どもの後で親も一緒に聴けるのが嬉しい企画。
お話でシューベルトの父子に焦点をあてた生涯を辿りつつ、特に歌曲「魔王」に重点をおいて歌曲を楽しむ内容でした。目の前の、バリトン、メゾソプラノ(ピアノ伴奏つき)の迫力に、娘も刺激的な体験だった様子。ちなみに帰り道の歌はもちろん「魔王」^^。

終了後、グランベール広場コンサート会場でちょうどはじまった千代田区立和泉小学校のビッグバンド「イズミノーツ」の演奏を聴きました。小学生とは思えないくらいみんなとても上手!公立小でもここまでできる・・・(先生がいれば)と思いつつ、早めに家路に着きました。夕飯の支度を済ましてから2時間ほど仕事に集中。その間娘はテレビ三昧・・・ま、たまにはいっか。

d0009581_622282.jpg今日は夕刻から出陣。
有料チケットのプログラムを聴きに出かけます。
左はちっちゃなおみやげ。シューベルトのポストカードと「菩提樹」のメモ帳(他にもいろいろな種類があってカワイイ)です。
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by tsukinoha | 2008-05-06 06:15 | 音楽

455 極上の午後のひととき(「熱狂の日」音楽祭2008)

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008が開催中です。
昨日は昼過ぎに急遽出かけることにしました。
目当てはミュージックキオスクで演奏のアンヌ・ケフェレック。前演奏のアカペラ女性グループ・アウラの立ち見した後、すぐに席取り。遅めの昼食をとりつつ開演までの1時間を過ごします。
定刻ちょっと回って登場。はじめて見る(聴く)ケフェレック。同時通訳つきの長めの挨拶を済ますとピアノに向かいます。屋外のざわめきが一瞬水を打ったような感覚に包まれ、シューベルトの「楽興の時」や「ピアノソナタ第19番」を演奏。楽器にとっては悪条件の屋外、がしかし、そんなことをまったく感じさせることのない上質な音色・・・涙が出そうになりました。最後に「自分はフランス生まれなのでシューベルトさんには悪いけれど・・」と、エリック・サティの「グノシェンヌ」を演奏してくださいました。あっというまの20分間でしたが、前から4番目しかも無料の席で堪能することができました。

d0009581_6185717.jpg








今日はキッズプログラムのチケット争奪戦のために早く出かける予定。
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by tsukinoha | 2008-05-05 06:24 | 音楽

454 東京湾岸の風景

昨日の東京湾岸地区の観光。

d0009581_5533284.jpg







何年か振りかの葛西臨海水族園のペンギン。
すばしっこくてなかなか画面に
おさまってくれません。


d0009581_5531073.jpg








葛西から台場へ向かう水上バス。
遠く東京タワーを臨む。
霧に煙る風景もこの後だんだんと晴れてきます。


今朝も・・・いつもの癖で、早々と目覚めてしまいました。
持ち帰った仕事もすすめなければ。
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by tsukinoha | 2008-05-04 06:01 | 観光

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