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たまゆらデザイン日記

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434 初めての体験

娘がピアノを習いはじめて1年になりました。
「どうしてもやりたい!」とはじめたものの、常に壁にぶちあたっている様子・・と言うか毎度音符を見ないで音だけを頼りに探っているのがよ〜くわかる。同じ事を母親(私)から何度となく指摘され、すぐにくやし泣き。こんなことがしょっちゆうですが、それでもピアノは好きと言うので気長に続けさるつもり・・。そしてそんな娘にも初発表会の機会が訪れます。ソロと連弾を1曲ずつ演奏しますが、連弾はなんと私が相手をすることに!曲は「ガボット」という、ヴァイオリンのための小曲。先生が選択してくださいました。中学の時、松戸市民会館でやったエレクトーンの発表会以来で、私にとっては(おそらく)最初で最後のピアノの発表会。40過ぎてはじめてピアノの発表会という日が訪れるとは思いもしなかったことでびっくりですが、4ヵ月後に向けてまずは最初の16小節から練習開始です。

〈ガボット〉
元々は歌劇のなかで演奏されたもの。作曲はベルギーで生まれフランスで活躍したフランソワ・ジョゼフ・ゴセックという古典派の作曲家。「ガボット」とは、16世紀末南フランスにおこった2拍子系の軽快な舞曲のことで、「ガボット」の名称は、この舞曲の発祥地のひとつの、ガプ市の住民を表す「ガボ」に由来するとされている。



さて、今週になって、娘の「どうしてもやりたい!」がまた出てきました。
「こどもちゃれんじ」のDMの魔の手にかかってしまったのです(笑)。幼児の頃はやっていたんですが、いまいち(家の場合)だったのでやめてしまいました。「勉強したい!(「こどもちゃれんじ」で)」「やめなさい」と平日の朝から大騒ぎ。どうにか落ち着いたものの、「何でもいいから(勉強を)やらせてくれ」と懇願するので(どうもそういうのをやっている友だちが多いらしい)、周りに聞いてみたり・・・。通信教育やら「くもん」やらいろいろありますが、よくわかりません(誰か教えてくださ〜い)。中学受験させるつもりもないし。今のところテストの結果も悪くないし(まだ低学年だから簡単なのかな)、学校の宿題をちゃんとやって(書き取り、計算、音読)わからないことはすぐに解決する、で、いいじゃないか〜?いわゆる勉強以外にもいろいろやることあるんじゃないか〜?と思ってみたり。そして自分の子ども時代を思い出そうとするのですが・・・そういえば「科学」(学研)とか取っていたような、楽しかったような。ということでとりあえず資料請求してみることにしました。
・・・つづく(つづかないかも!?)
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by tsukinoha | 2008-02-23 06:40 | 子ども

433 おでんぐつぐつ

目覚めると頭痛がする月曜の朝。
風邪?
いいえ、二日酔いです!

もともと強くない上に、あまり飲む機会がないのでますます弱くなったような気がします。飲むと眠くなってしまうので、ふだんは飲み(め)ません。さらに言うならば、娘を授かってからこの8年、単独でに飲みに出かけたことがありません(娘つきでそういう場に出向いたのをのぞく)。親兄弟は遠くだし、かといって保育施設に預けてまで行く気にはならない。
転職を余儀なくされたある年、面接先で「得意先と席を設けることがあるが可能か?」と問われ「大丈夫です!」と答たものの、結局そこはお断りしました。さて、そんな時は“だんなさんの協力”で、というお宅も多いでしょうが、夜がメインの仕事のうちの場合は無理。お母さん同士の懇親会もパス。当然、職場の忘年会もパス。そうこうしているうちに、飲みに行けないことは私にとってはたいしたことでなくなってしまいました。
一方の夫の方も仕事帰りに飲むということは皆無。何故なら仕事の移動は車だからです!

二人の休みが重なった久々の日曜日はおでん。
だしをとって(いつもは市販のだしで済ませている)、大好物のだいこんや玉子に、いただきもののぎんなんを楊子にさして、あとは好みの練りものを土鍋にどっさり。地元の酒屋さん「かもす」で夫が日本酒を調達(手軽な値段のワインしか買わない私にも親切な店長・・)。たまにはゆっくりお酒でも・・が、そんなに飲んでいないはずなのに睡魔が。
そして翌朝、頭痛で迎える怒濤の週明け。
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by tsukinoha | 2008-02-19 22:29 | 随想

432 未熟者のひとりごと

昨年から今年にかけて、絵画でも音楽でも、その芸術家自身の生命の根源に触れる機会が多かったような気がしている。その確信は先週の星野富弘さんの原画に出会うことで頂点に達したのだが・・・これでますます私は“絵を描くことができなくなる”(どうして私に絵が描けようか)と感じてしまった。デザインの道を志すことを意識した頃、「絵は歳がいってから、自分の好きな絵を描けばよい」そんな風に思っていた。絵画とデザインとは違う。デザインとは個人の趣味を押し付けるものではない。しかしながら、無意識のうちに個人の好みが滲み出てしまうものでもある。だから好みの幅を広げる必要がある。理想は食わず嫌いをなくす・・・読書をすることはその方法のひとつ。

星野さんの絵に打ちのめされた思いを抱えつつ、現実の社会ではOSの移行期や予算を考えるとか、京都に行けないのに京都の(ある物件の)パンフレットを作っているとか。合間に進めてきた低カロリーのお菓子の小冊子ができたり、介護体操のDVDパッケージを補佐したり、墓石に刻む文字のアドバイサーになったり、デザインを通して誰かの役に立てる・・ということほど嬉しいことはない。人とのつながりに感謝である。一方で、極めようとすることが必ずしも誰かの役に立っているとはいえない。むしろ孤独に近づいてゆくだろう。
矛盾した気持ちを抱えつつの日々はつづく・・・。
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by tsukinoha | 2008-02-16 07:39 | 随想

431 星野富弘・相田みつを展

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相田みつを美術館(有楽町・国際フォーラム)で開催中の「星野富弘・相田みつを展」に行ってきました。
以前から星野富弘さんの絵に惹かれ画集を持っている母が、正月休みの時に教えてくれたのです。「自分は行けないけれど」(遠出するのがしんどくなってきて)という様子の母に、なんとなく「自分が行かなくちゃ・・」という思いで出かけたのですが、なんとなく・・ではない、招かれた必然のような、深く静かな衝撃が待ち構えていたのです。足を踏み入れた瞬間、感動を越えた何ものかに触れあった、そんな思いに突き動かされました。


花の詩画を描く星野富弘さん。ご存じの方も多いと思いますが、事故が元で手足を動かす事ができません。口に筆をくわえて描きます。
学生時代、器械体操を得意とした星野富弘さんは、大学卒業後、中学校の体育の教師となりましたが、着任わずか2ヵ月の時クラブ活動の指導中に頚髄損傷という大怪我をして、首から下が完全に麻痺してしまうという運命に見舞われました。苦しく辛い入院生活は・・ほんとうに想像を絶しますが、入院して2年を過ぎたある日、身体を横向けにしていると(床ずれをふぜぐために日に何度かこの姿勢をとっていた)、「そのままの姿勢で口に筆をくわえて字を書いたらどうでしょう」と、なにげなく看護学生から言われたのがきっかけで、書くことをはじめます。最初はほんとうにゆっくりと。そしていただいた手紙の返事の余白に(字はあまりたくさんは書けませんでした)病室の枕元にある花を描くようになりました。

長い入院生活では嫉妬で友人の回復を素直に喜べない自分、つきっきりで看病にあたってくれた母親を罵倒したり、苦しみは続きました。そんなとき、一人のクリスチャンから借りた三浦綾子さんの本で心を激しく揺さぶられます。三浦さんも闘病生活をおくられていた方でした。以前に送られた聖書をそっと出して(それまで神様にすがるような自分の弱さをさらけだすのがいやだった)そして生かされていることの重さに気づかされたといいます。

病室にあるお見舞いでもらった花が小さな自然だったそうです。「絵を描こうと思うことはやめて、美しいものをあるがままに、みえるがままに写しとろうと思った」9年に及ぶ入院生活の中で、最初は病院の隅で、母子の小さな展覧会だったのをきっかけに、地元での展覧会へとつながり、そしてやがて大きな輪へと広がっていきました。

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悲しみの意味(左)
展覧会は3月2日(日)までです。
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by tsukinoha | 2008-02-12 05:50 | 展覧会

430 龍子が描いた神仏

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急に時間がぽっこり空いたので、開催中の「龍子が描いた神仏」を観に、龍子記念館に行ってきました。今にも雪が舞ってきそうな寒い土曜の午後、私ひとり美術館の空間を占領・・・(あぁ、こんな閑散としていていいのか・・!?)。


今回は神仏というテーマでの企画ですが、川端龍子は、自らの干支である酉年の守り本尊「不同明王」に画題をおいた作品をはじめ、生涯にわたり神仏を描き、また、1944年に妻と三男を相次いで亡くしたことをきっかけに、さらに仏教に篤く信仰するようになったのだそうです。(解説より)
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展示室に入ると、迫力の「やすらい」(画像上)が出迎え。今回の展覧会には作品のいくつかに大田区の某小学校の5年生がわたし(ぼく)だったら・・ということでタイトルをつけており、孔雀明王が休んでいる姿を描いたとされるこの作品では「神々の休み場」とありました。
d0009581_654295.jpg圧巻の「一天護持」(画像左)や「神変大菩薩」もたっぷりと堪能ですが、そんな迫力ある絵画のなかで目を惹いたのは、巻き物風の横長の作品、水墨で描かれた「琵琶湖の春」。また、書の作品「般若心経」や、野口雨情の文に絵をつけた郷土かるたや、入口にさり気なく展示してある直筆の十二支の年賀状など、小規模ながら充実した企画展でした。

ところで、来週の「美の巨人たち」(TV東京)は川端龍子の鳴門(山種美術館)だそうで、龍子記念館も紹介されると宣伝してありました。これは見逃せません。


そしてさらに見逃せないニュースが。この企画展開催中の3月4日〜23日、期間限定で俵屋宗達作(伊年印)の『桜芥子図襖』が館内で展示されるとのこと。元は旧宅にある持仏堂と仏間を仕切るために使用されていたものだそうです。邸宅のある庭園見学をした折りには、きっとかつてのしつらえの様子の詳しい説明があることしょう。期待が膨らみます。
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by tsukinoha | 2008-02-11 06:59 | 展覧会

429 19世紀と現代二つのプレイエルで聴くショパン

先週のリサイタル。華やかでいて超絶技巧な演奏、反面、とてもチャーミングな印象の小山実稚恵さん。そのお人柄が伺えるような魅力に虜になってしまいそうなのですが、半年前に聴いたデヴィッド・ヘルフゴットとは、やはりえらく違っていて(というかヘルフゴットが特異なんでしょうが)同じ機種・同じ楽曲(ラ・カンパネラ)を演奏してもピアニストによってこうも印象が変わるものかと、ごく当たり前のことを認識しました。そこがクラシックの醍醐味のひとつなんでしょうね。音源をネットで買う時代でも、やはりナマの演奏の臨場感の魅力には変え難い。

3月号のエスクァイアの特集記事は「ピアノ300年 音楽の真相」。「19世紀と現代二つのプレイエルで聴くショパン」の、おまけCDに惹かれて購入。
ショパンが愛したピアノ、フランスのメーカー・プレイエル。そのプレイエルの工房を取材した記事があります。CDに収録されているのは、『ショパン:24の前奏曲』からの抜粋。演奏家であり、パリ国立高等音楽院ピアノ科の講師をされているという、イヴ・アンリ氏が1838年製と現在のプレイエルを弾き比べています。私にもわかります!音が全然違う!150年以上寝かせた音色はとてもまろやかです。カレーに例えるとわかりやすいですかね(!?)。


d0009581_14444649.jpg〈特集 目次より〉
・東京鍵盤めぐり。
・老舗と新興、現代のピアノの匠を訪ねて。
 (プレイエルとファッツィオーリ、伊仏のピアノメーカーの現場を取材)
・世界のピアノ、名器たちのプロファイル。
・ピアノはどう弾かれるべきか。タカギ・クラヴィアの挑戦。
・グレン・グールドに見る、ピアニストの実像。
・PIANO★STAR(クラシックからポップスまでCDガイド)

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by tsukinoha | 2008-02-09 14:55 | 音楽

428 小山実稚恵 ピアノ・リサイタル

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小山実稚恵 ピアノ・リサイタル
美と技の至芸
2008年2月2日
大田区民ホールアプリコ




小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルに娘を連れて行ってきました。
大田区在住(町工場から田園調布までと多彩な?大田区)で、人気・実力ともに日本を代表するピアニスト・小山実稚恵さん。10年前にアプリコの大ホール落成の時に小山さんがここのホールのピアノ選定をされたのだそうです。そのスタインウエイで、あのデヴィッド・ヘルフゴットも演奏したというわけです。
ついでに言うと、このアプリコのある場所は、昔、松竹の蒲田撮影所があったところ。JR蒲田駅の発車チャイムはもちろん「蒲田行進曲」。

今回のリサイタルは、S席が2500円。YS席(22歳以下の割り引き席)は1000円という大田区の太っ腹。会場内は老若男女が埋めつくし(女性が多い)ほぼ満席。2列目というものすごく近い席でした。左端だったので演奏中は後姿ですが、指の動きがばっちり見える位置です。

定刻になると、うす桃色のドレスの笑顔の小山さんがにこやかに登場。ピアノの前に鎮座すると一瞬の精神統一とともに演奏がはじまります。選曲はラフマニノフ、リスト、ショパンから。

〈曲目〉
ラフマニノフ
前奏曲 作品3-2嬰ハ短調、作品32-12嬰ト短調、作品32-8イ短調、作品32-5ト長調、作品23-5ト短調、作品23-4ニ長調、作品23-2変ロ長調
リスト
・愛の夢 第3番 変イ長調
・巡礼の年 第3年より 第4曲「エステ荘の噴水」
・パガニーニによる大練習曲より 第3番「ラ・カンパネラ」
ショパン
・ノクターン 第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
・ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58

〈アンコール〉
ショパン
・ノクターン 第2番 変ホ長調
・ワルツ 第1番「華麗なる大円舞曲」変ホ長調

昨年TV番組で「ラ・カンパネラ」を演奏する小山さんの超絶技巧ながら素晴らしく優雅なリストに、是非ほんものの演奏を聴いてみたいと思って1年、願いが叶いました。蝶が舞うごとくの指使い、ダイナミックで繊細な演奏。難曲が難曲に聴こえない・・・その演奏はまさに「美と技の至芸」。うっとりと1時間半が過ぎていきました。
「ラ・カンパネラ」ももちろん、アンコールのショパンは格別でした。

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購入したベスト盤にサインをいただきました。
明朗という言葉がぴったりの、
とっても素敵な雰囲気の方でした。




小山実稚恵
1982年チャイコフスキーコンクール第3位、1985年ショパン国際ピアノコンクール第4位と、はじめて二大国際コンクールに入賞。
1959年、宮城県仙台市生まれ。岩手県盛岡市育ち。

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by tsukinoha | 2008-02-03 16:20 | 音楽

427 如月の詩

前日に続いて、朝微熱があり、体調いまいちの娘。学校だけ行って(連絡帳には、体育は見学、給食は少なめにと、お願いを書きます)学童保育を休ませることにしました。私は午前中出勤して午後は自宅作業体制。

娘が帰ってくる時間になると、玄関の鍵を開けておきます。
「ただいま〜」ドアをバ〜ンと開けて帰ってくる。(たまにはこういうのもいい)
「おかあちゃん!もう治っちゃった!これからNちゃんとAちゃん遊びに来るから!ねっ!お願いっ!いいでしょ!」(ってすでに約束したんだろ・・・)
「おかあちゃん!嬉しいお知らせ!」(満点だった算数のテストを広げる。とことん調子いいヤツ・・・)
ま、お友達が来てくれたお陰で私は仕事に専念できるというわけです。

と、思ったのも束の間、珍しく自宅電話にダンナの仕事の連絡。
「携帯繋がらないので、ご自宅にいるかと思って」
が、しかし、その後再度連絡があり、結局伝言(その日の夕刻のスケジュール)を携帯メールで送ることに。
一体、私は何のために早く帰宅したんでしょうか〜!(ま、たまにはこういう日も・・・)

d0009581_7105746.jpgうちのギャラリー。
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by tsukinoha | 2008-02-02 07:14 | 随想

日々のよろずデザイン観
by tsukinoha
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