たまゆらデザイン日記

461 国宝 薬師寺展の日光・月光菩薩

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中学時代の奈良・京都の修学旅行。もっとも印象に残った寺は?というと薬師寺でした。当然、歴史的な見識があったわけでなく(今もたいして・・・)、「お坊さんの話(説教)がとてもおもしろかった」から、というローティーンらしい理由からです。
その奈良の薬師寺からはるばるやって来られた日光・月光(がっこう)菩薩を拝みに上野の東京国立博物館へ足を運びました。


神々しいとは言ったもので・・・(仏なのに神々しいなんて、神仏習合の所以がそうさせるのかしら?)以前にここで開かれた一木に込められた祈りでもそうでしたが、菩薩様が視界に入った瞬間、えも言われぬ静かな衝動が、ゾクゾクと身体の奥から沸き上がる感じを憶えます。
大きく、黒光りする菩薩の迫力に呑まれそうになりつつも、なんとも「有り難い」気持ちに思わず手をあわせました。菩薩様の慈愛は幾千年ものあいだ手を合わせてきた多くの人々のたましいの結晶のようにも思われます。最初の圧倒されっぱなしの状況から、今度はじっくりと菩薩様のお顔の表情、前方、後方、横からのお姿を見て、感じて、心に焼きつけました。

無宗教とはよく言われますが、日本人のこころは、やはりカミやホトケに根ざしているのではないかと思いました。宗派を越えた土着的な部分の信仰の記憶が、私たちの身体に残されているのではと・・・。そんな多くの老若男女たちが、上野に足を運んだことと思います。
この日、娘の感想は「うまく言えない(なんて言ったらいいのかわからない)」でした。翌日の日直のスピーチで「上野でニッコウ・ゲッコウ(ガッコウだってば)を見てきました。とてもはくりょくがありました」と話したそうです。が「ニッコウ・ゲッコウってなんですか?」とツッコミされて、「ぶつぞうです」と答えたのこと。人にわかるように話をするのはまだまだ難しいようです。もし奈良(薬師寺)に行けたら(この辺の中学も奈良・京都なので)お留守番の薬師如来さまと一緒にまたお会いできるかもね・・・と、話してあげました。
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by tsukinoha | 2008-05-24 06:40 | 展覧会

日々のよろずデザイン観
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