たまゆらデザイン日記

416 ちひろ美術館・東京

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元日は私の実家、2日は友人宅で新年会、3日は家でごろごろ・・・というのが最近の正月の過ごし方。

そして昨日4日は娘と初美術館。ちょっと遠出してなかなか訪れる機会のなかったちひろ美術館・東京へ。高田馬場駅から西武新宿線に乗り換えて、上井草駅で下車。住宅街をてくてく歩いたところにありました。



娘があかちゃんだった時に最初に購入した絵本がちひろの『もしもしおでんわ』(いわさきちひろ・絵/松谷みよ子/作)でした。水彩のにじみを活かしたやさいしい画風が、絵本はじめてのあかちゃんにぴったり(というか、ちひろは沢山のあかちゃんや子どもを描いていますが)じゃないかな〜と思ったので。
そのほんわかとした独特の雰囲気の水彩画ですが、これは江戸時代の俵屋宗達が編み出した琳派の技法“たらしこみ”(絵の具が乾かないうちに次の絵の具をたらして偶然にできるにじみを活かす法)に通ずると言われているそうです。ちひろ自身は若き頃藤原行成流の書をやっていたということですから、何か下地のようなものがあったのでしょうね。

さて、美術館ではじめてちひろの原画を見ました。絵本以上に色彩にとんで魅力的な絵の数々。季節にあわせた冬用の『コドモノクニ』の表紙絵もとても素敵。1階の一角に再現されたアトリエも趣き深いものがありました。低いテーブル、本棚、そしてピアノ・・・創作の合間にピアノを弾くことがあったそうです。


d0009581_7195031.jpg同時開催の初山滋大回顧展も素敵でした。展示を見てはじめて知ったのですが、60年代の小学校の教科書のこくごの表紙の殆どが初山滋。とても懐かしく感じました(私は70年代に入学しましたがこんな感じだったと思います)。娘が使用している最近のイラストレータを起用した教科書とはかなり雰囲気が違いますが・・・いえ、教科書はその時代の活躍されている絵描きが採用されるということがわかります。


d0009581_7254037.jpg娘の今回の自分のおみやげは原画展示されていた『ふたりのぶどうかい』の表紙絵になっている「スイトピーの花とふたり」(1972年)のミニ額縁の絵。この絵がいちばん好きと言って、お年玉で購入しました。実際は展示を見るよりも、こどものへやで遊んでいる時間が長かったのですが(笑)。
そしていつか安曇野ちひろ美術館へ行けるといいな〜と思っています。
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by tsukinoha | 2008-01-05 07:30 | 展覧会

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