357 コンチェルトDE「スペイン」
生茶CMの「スペイン」。
ファンのあいだで話題になって久しいです。
オリジナルの「スペイン」がなんと言ってもベストなのですが、
さて・・・
先月借りてきたチック・コリアソロピアノの解説に、アコースティックバンドでこれが最後のつもりで「スペイン」を録ったが、オリジンのメンバーとオーケストラでやることになって云々・・・とあり、なになに〜?知らなかった!
「スペイン」オーケストラバージョンがここにありました。
コンチェルト
チック・コリア
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
featuring オリジン
1999年
スペイン(セクステットとオーケストラ版)
チック・コリア(p)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ステーヴン・メルクリオ指揮
ボブ・シェパード(fl,tsax)
ジェフ・バラード(dr)
アビシャイ・コーエン(b)
スティーブ・ウィルソン(ssx)
ピアノ協奏曲第1番(曲・ピアノ・指揮/チック・コリア)
*
1995年、パルテノン多摩で開催された(翌年も開催)「チック・コリア〜フロム・ジャズ・トゥ・クラシカル」の締めは「スペイン」(新日本フィルとの共演)でした。オケとのコンチェルトを実現した「スペイン」はこの時はじめてのもよう。実は私はこの95年のコンサートに出かけているのですが、開演時間に遅れ、野外での広い会場の後方で芝生に寝っころがって状態だったせいもあり、コンサート聴くというより、お祭りの空気楽しむみたいな感じで、残念ながら演奏自体の印象が薄かった記憶があります。
自身の曲をオーケストラで演奏するということにあたっては、モーツァルトの音楽との関わりがはずせないとチック・コリアは言っています。
若きチックは、クラシックよりもジャズの魅力にのめり込み、ジュリアード音楽院を退学してしまったという経歴(?)の持ち主。しかし1982年にオーストリアのピアニスト、フリードリッヒ・グルダとの共演で、グルダが奏でる即興に用いられた美しい旋律がモーツァルトであることを知り、ものの見方をすっかりと変えられたそうなのです。参考はこちら。
ピアノとオーケストラのそれぞれのイントロ、オープニング、その後の演奏の主体となるスペインのテーマはクラシック的なものとジャズ的なものとが混在したパート。
「スペイン旅行を音楽でコラージュしたものと思ってもらえればいい」byチック。
20年以上に渡って寝かされた音が熟成され、芳醇な味わいに結実した「スペイン」という感じです。
ただしですね・・・生茶でのBGMはCMのオリジナルのようですよ?
聴き比べをしましたが、このコンチェルトではありませんでした。
どなたがアレンジされているのでしょうCM。気になる〜。
ファンのあいだで話題になって久しいです。
オリジナルの「スペイン」がなんと言ってもベストなのですが、
さて・・・
先月借りてきたチック・コリアソロピアノの解説に、アコースティックバンドでこれが最後のつもりで「スペイン」を録ったが、オリジンのメンバーとオーケストラでやることになって云々・・・とあり、なになに〜?知らなかった!
「スペイン」オーケストラバージョンがここにありました。
コンチェルト
チック・コリア
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
featuring オリジン
1999年
スペイン(セクステットとオーケストラ版)
チック・コリア(p)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ステーヴン・メルクリオ指揮
ボブ・シェパード(fl,tsax)
ジェフ・バラード(dr)
アビシャイ・コーエン(b)
スティーブ・ウィルソン(ssx)
ピアノ協奏曲第1番(曲・ピアノ・指揮/チック・コリア)
*
1995年、パルテノン多摩で開催された(翌年も開催)「チック・コリア〜フロム・ジャズ・トゥ・クラシカル」の締めは「スペイン」(新日本フィルとの共演)でした。オケとのコンチェルトを実現した「スペイン」はこの時はじめてのもよう。実は私はこの95年のコンサートに出かけているのですが、開演時間に遅れ、野外での広い会場の後方で芝生に寝っころがって状態だったせいもあり、コンサート聴くというより、お祭りの空気楽しむみたいな感じで、残念ながら演奏自体の印象が薄かった記憶があります。
自身の曲をオーケストラで演奏するということにあたっては、モーツァルトの音楽との関わりがはずせないとチック・コリアは言っています。
若きチックは、クラシックよりもジャズの魅力にのめり込み、ジュリアード音楽院を退学してしまったという経歴(?)の持ち主。しかし1982年にオーストリアのピアニスト、フリードリッヒ・グルダとの共演で、グルダが奏でる即興に用いられた美しい旋律がモーツァルトであることを知り、ものの見方をすっかりと変えられたそうなのです。参考はこちら。
ピアノとオーケストラのそれぞれのイントロ、オープニング、その後の演奏の主体となるスペインのテーマはクラシック的なものとジャズ的なものとが混在したパート。
「スペイン旅行を音楽でコラージュしたものと思ってもらえればいい」byチック。
20年以上に渡って寝かされた音が熟成され、芳醇な味わいに結実した「スペイン」という感じです。
ただしですね・・・生茶でのBGMはCMのオリジナルのようですよ?
聴き比べをしましたが、このコンチェルトではありませんでした。
どなたがアレンジされているのでしょうCM。気になる〜。
by tsukinoha
| 2007-07-04 21:50
| 音楽
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
最新のトラックバック
以前の記事
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 09月
2011年 01月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2013年 09月
2013年 08月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 09月
2011年 01月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
お知らせ
記事と関連のないコメントやトラックバックは予告なく削除させていただく場合があります。予めご了承ください。